【錆止め下塗り工程】
製作工程からの移載機構 |
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①水洗・湯洗 | ②脱脂 | ③第2水洗 | ④表面調整 |
⑤被膜化成 | ⑥第3水洗 | ⑦第4水洗 | ⑧純水洗 |
⑨純水ミスト | ⑩電着塗装 | ⑪第1ろ液洗 | ⑫第2ろ液洗 |
⑬第3ろ液洗 | ⑭第1純水洗 | ⑮第2純水洗 | ⑯純水ミスト |
⑰セッチング | ⑱乾燥炉 | ⑲セッチング | |
⑲セッチング後、上塗工程への移載機構へ |
製作工程からの移載機構 |
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①水洗・湯洗 | ②脱脂 |
③第2水洗 | ④表面調整 |
⑤被膜化成 | ⑥第3水洗 |
⑦第4水洗 | ⑧純水洗 |
⑨純水ミスト | ⑩電着塗装 |
⑪第1ろ液洗 | ⑫第2ろ液洗 |
⑬第3ろ液洗 | ⑭第1純水洗 |
⑮第2純水洗 | ⑯純水ミスト |
⑰セッチング | ⑱乾燥炉 |
⑲セッチング | |
⑲セッチング後、上塗工程への移載機構へ |
塗装プラント
この様な処理工程に必要な時間を塗料メーカー技術部の方が割り出します。
生産能力=コンベアスピードとなりますから、コンベアスピードを速くしたいという生産者側意向が出てきます。コンベアスピードが速いと、処理時間をキープするために、一行程の完了するまでの距離が長くなります。スピードを上げると、設備スペースが拡大していく。となると、費用も拡大していく。
トータルバランスでの判断力が大切なんですね。
また、スプレーで吹きつけるタイプと、水槽の中にドブ付けするタイプとでも、大きく機構、スペース前後の工程が変わってきます。
その辺りの打ち合わせから順に行っていくと、打ち合わせ設計の段階だけでも一年を超えます。
生産側は、すぐにでも新しい設備が欲しいのですけれど・・・
新設の設備も大掛かりですが、既存の設備に手を加える時が、頭の使いどころ。日程、スペース共に3次元的に時系列も踏まえて頭脳を働かせます。
発想力がすごく大切になります。
製作の段階になると、現地での組み立て方、運搬車両への乗せ方も考えながら、製作図面を進めていくんです。そこまで考えた上でも、現地では、トラブルはつきもの。問題に対する即回答を求められます。
これだけ問題山積みの設備投入で、完成し、すべての処理工程が期待通りのものかそれ以上になり、しっかりと自動化して、商品が一周してきた時には、関係者皆が満足の笑顔です。よかった。
こだわり
台車を引っぱるタイプのフロアーコンベアです。
塗装の仕上り具合を検査するブースです。照明器具一つでも仕様に気を使います。
しっかりとした検査ができるように、室内の照度、輝度を上げる工夫をしています。
検査の結果、はねられたものは、再塗装か補修をかける工程へ回します。
塗装プラント
ハンガーコンベア自体が、レールごと上下するDIP方式の前処理工程です。
生きている設備を工事するときは、覚悟が必要です。
次の生産開始時間は待ってくれません。
確実に完了する工事であることのシュミレーションをして臨みます。試運転でOKが出るまでハラハラです。
コンベアレールとタンク
所狭しと各設備が配置され、少しでもスペースがあればそこはポンプや配管スペースになっていきます。
ハンガーレールに品物が掛かり、作業を始めるとメンテナンスのスペースなど無くなります。
ただ、通路だけは確保する事必至です。